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歯科Q&A 


 みなさまからのよくある質問への回答です。ご質問される前に、一度ご覧くださいませ。

Q.歯ぎしりをするのですが、このままにしておいていいでしょうか
A.歯ぎしりをするときにはとても強い力が働きます。そのため、歯の表面がすり減ったり、時には歯が欠けたりすることもあります。歯根の部分にも大きな影響を及ぼします。そうなる前に、家族などから歯ぎしりを指摘される方、朝起きたときにあごや歯に違和感のある方は歯科医師のチェックを受けることをお勧めします。
 
Q.親知らずがあるのですが、抜いたほうがいいでしょうか
A.親知らずとは一番奥の歯、つまり永久歯の第三大臼歯のことで、上下左右で合計4本ある方が多いです。親知らずは「必ず抜かないといけない歯」というわけではありませんが、ただ、生え方の異常な場合は要注意です。異常な生え方のために痛みがあったり、噛み合わせが悪かったりしてほかの歯や顎関節に負担がかかることがあります。そのような場合は抜いたほうがいい場合もありますので、主治医とよく相談することをお勧めします。
 
Q.妊娠中は虫歯になりやすいのですか
A.妊娠による粘膜組織の変化、細菌に対する抵抗力の低下、唾液中の成分の変化により、口の中に細菌が棲みやすくなります。また、つわりや不規則な食事のせいで、歯みがきができないこともあるかもしれません。その意味では虫歯になりやすいと言えます。
どうしても磨けない場合は洗口(ぶくぶくうがい)だけでも少しは効果がありますが、やはりなるべくしっかりと磨くようにしたほうがいいでしょう。

 
Q.乳歯のむし歯は、放っておいて大丈夫でしょうか
A.乳歯はいずれ抜けるからと思いがちですが、乳歯のむし歯は後続永久歯に影響を及ぼすことがあります。まず、乳歯の虫歯は永久歯の悪い歯ならび(歯列不正)や悪いかみ合わせ(不正咬合)の原因になります。また、永久歯が生え始めると乳歯の虫歯のせいで口の中の環境が不潔になり、若い永久歯に虫歯ができるリスクが高くなってしまいます。このように乳歯と永久歯とは密接な関わりがあり、乳歯のむし歯を放っておくと永久歯に悪い影響が出てこの先ずっと歯のことで苦しむことになりかねません。早めの治療を心がけて下さい。
 

 
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